プロフェッショナルとは何か?
横浜でふと時間に隙間ができたのでBankART NYKに立ち寄ってみる。

a0010575_9412174.jpgそこでは20名を越えるアーティストがそこをスタジオとして公開制作をしている現場。先月行った地震EXPOの会場が見事に作家のスタジオにかわっている。

これがギャラリーとか、美術館とかの面白さ。中身が変わると空間ががらりと変わる。模様替えが大好きな僕にとってはこの変化がたまらない。


a0010575_9444513.jpg空間を扱っている作家は皆、実は模様替えフェチだったりして・・・。

その会場で、久しぶりに10年来の友人の作家の開発君や去年取手で知り合った足立君とかに出会う。彼らはその参加作家。

写真は足立君の新作の剥製。


a0010575_9472039.jpg開発君は表現が微妙にシンクロしていてずっと興味深い作家のひとり。彼の表現は理由なく感覚の部分でやたらと理解できる。10年以上前に僕が鹿児島でカフェを経営していた頃に365日かけて日本全国365箇所を巡るプロジェクトを行っていて鹿児島の店でもトークとパフォーマンスをやってくれた稀有な存在。

しかも僕のビニプラと同時期に彼はずっと発泡スチロールを扱った表現を展開している。

新しい作品も服をそのまま解体してつくるぬいぐるみ系?

彼らの活動を眺めていて、1992年に今の個人事務所を作った頃、プロフェッショナルとアマチュアの違いは何かという問いについて考えていたことを思い出した。

その活動に一生涯というものを本気でかけているかどうかの違い。

それでお金を稼いでいるかどうかという問題を越えて、人生というリスクをそこに投入できるかどうかの本気度の問題なのではないかと考えていた。

92年当時、作品の為にインタビューを行った松井孝典さんに「結局、個人ができることといえば、生涯という時間のすべてを使って理解しようとすることしかできないんだから。」と一喝されて、彼の本気度からそれを教わった。

その仕事に生涯をかけて本気で取り組んでいるかどうか。そこにプロとアマの違いはある。

彼らの姿を見ていてなんだか原点に立ち返り、そんなことを思い出した。
by fuji-studio | 2007-06-01 23:31 | ・思索雑感/ImageTrash


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