大牟田のエコサンクセンター
2007年 01月 17日
で、今年の夏の事業が僕に回ってきた。
予算がないという話でなにもできないという状況からのスタート。
それでも地域の人を巻き込んでなんらかの地域教育をということで、今回は大牟田市の協力体制をお願いし、大牟田のエコサンクセンターという施設でデモンストレーションを行う方向で動き始めた。
今日はその第一回の実行委員会の会議。
このような施設でなにか活動を行うとすると、これまでの経験からどうしても「イベント」を行うというようなイメージでとらわれがち。
宮崎の防災のフェスティバルも当初その危険性はなくもなかったが、これが集客数を成功か不成功かのスケールとする「イベント」として行うのではなく、地域の人たちへのデモンストレーションとして行うという概念や社会的な実験として行うという概念はまだまだ一般的なものではないようだ。
地域の中でもっとディスカッションの場を増やし、もっと社会実験の場を増やしてゆくという考え方が定着すると、もっと冒険的で大胆な活動も展開できるのに・・・と思う。
社会的な実験においては・・・おや、人の生き方や活動においても失敗することが一番大切だという考え方がもっと浸透してゆけばいいのだと思うが、なかなかそうはゆかないようだ。
失敗することではじめて見えてくる重要な問題点とか、弱点とかがあることは皆知っているのだと思うが・・・。
教育においてはあるときは失敗に導きそこから気づきを発生させるというのもまた重要なのかな。
とにかく打たれ強い人間や打たれ強い地域というのがいいのかも・・・。
ということはやはり・・・更新性・・・それがいかに組み込まれている仕組みであるかということが大事で、それをちゃんとフォローできるハードが必要だというのに・・・。
大牟田のエコサンクセンターもかえっこを組み込んだ形で7月になんらかのデモンストレーションを開催する予定です。←イベントではなく・・・。