富山県の高岡にある
創作機械工房Piccolo S.P.A.を訪ねてみる。去年ここのうわさを聞き、さらに金沢の香林坊ハーバーで作品を体験し、興味を持っていたので、念願の訪問。
京都から北陸自動車道路を富山県を目指して走り、目的地の氷見市へ入る前に、氷見の隣町の高岡市にあるこの工房を訪ねてみる。
もともと機械設計を専門とする柿田さんのこの工房は所狭しと様々な不思議な道具がいっぱいあり、まるで映画の中に紛れ込んだような錯覚になる。
人力で発電して様々な道具を動かす機会とか、直接回転させる機械、荷物を運ぶ大きな自転車、ベトナムのリキシャまで、僕があこがれつつも製作する技術を持たないがゆえになかなか制作できなかったものが、ものすごく自然な形でそこにある。
まさに夢を作り出す工房であり、その技術者でもあるような気がする。
とりあえず、いくつかお借りして今回のヒミングの僕のステーションで紹介したいと申し出て、いくつかお借りすることになったが、本当は一緒に何かとてつもなくそごくて普通なものを一緒につくりたいと思う。
とにかくこの数日間piccolo作品に接して生活しながらイメージを膨らませてみよう。