「芸術遊戯」いよいよオープン!
2006年 06月 18日
6月18日から8月15日までの2ヶ月の展覧会。
オープニングでは一応賑々しく・・・とはいえ、カジュアルな感じでテープカットのあと、、各作家の紹介などがある。・・・もちろん中国語での紹介なので何をどのように紹介されているのがさっぱりわからない。
北京在住の展覧会の出品作家の奥さん(日本人)がブログで展覧会について紹介していますので、ご参照ください。
さすがに子そもたちに来てほしいという展覧会とあって、オープニング会場には子連れの家族が集まり、エントランスは…すごい熱気!
シンセンはこの20年ぐらいで大きくなった特殊な街ということで元々の住民はいないとのこと。ほとんどの人がこの新しい街に惹かれてほかの街から移り住んできた人だとか。
ということで、若い家族が多いんだとか。
中国は相変わらずの一人っ子政策なのだろうか。僕らが子どもの頃、現代っ子とか新人類とか呼ばれたが、さらに一廻りして彼らはなんなのか?
デジタル系で過保護で我侭っぽいが頭よさそう・・・というのが第一印象。
会場に集まっている子どもたちの手にはしっかり家から持ってきたおもちゃがある。
かえっこのポイントシステムを導入するとややこしいということで、子どもたちは直接床のお気に入りのおもちゃと自分の持ってきたおもちゃを交換できる。仕組みにしてみた。
勝手なかえっこが繰り広げられる。
おもちゃを持ってこなかった子やもっとおもちゃがほしい子どもは、お目当てのおもちゃの絵を描き、それを壁に貼ることでおもちゃを手に入れることができる仕組みにしてみる。
そのことを表示した看板の下にはクレパスと紙を並べていたら・・・
あらら、見る見るうちに子ども達で埋まってしまう。
お絵かきの順番待ち状態。
床に寝そべってひたすら欲しいおもちゃのスケッチをする子どもたち。
床がきれいなフローリングなのでこんなことができてとてもいいかんじ。
床で直接何かしてもらうってなかなかいい風景だ。
今までは何がどのように交換されていったかの記録が残らなかったが、この仕組みだと、何が持って行かれたのかがちゃんと残るので面白い。 データを取ってみようかな。
結局、わずか2時間程度で会場の壁はぐるりと子どもたちの絵で埋まる。それだけおもちゃが減ったということだな。
さて、2ヶ月でおもちゃはどれだけなくなるのかな・・・。
・・・っていうか、おもちゃの破片でできた鳥とか、ちゃんと見てくれたのかな・・・。
単におもちゃもらって 「・・・ああ、面白かった!」 って、・・・まあ、いいっか。