日本の郵便局の窓口でEMSで荷物を13個発送。郵便局の窓口では、「3,4日で届きます」といっていたし、遅くても1週間で届くという話をしていたのに、ここでは通用しないのか。
なぜこんなに遅れたかがわからないが、とりあえず僕の荷物がようやく到着。しかもすごくボロボロの状態。どうやればあれだけ汚れるのだろう・・・?
とりあえずあけてみて作品のチャック。とりの作品は相当壊れていて、接着のしなおし。これが美術運送だったら全部保険がおりているのかな。そんなことはお構いナシにとりあえず壊れることを予想して一緒に入れておいた接着剤で修理。
前日、28日の夜11時ごろ、ニューヨークからほぼ2日かけて照屋さんが到着。なんとサンフランシスコで作品素材の入ったスーツケースがなくなったとか。・・・一緒に展示しようとしていた予定が崩れる。手前は彼のトイレットペーパーロールの芯からつくった樹木の作品。これがドームの中心に数珠状に連なり、枝のよになり、その周辺を僕の廃材の鳥達が舞うというプラン。
で、照屋さんがいろいろと手伝ってくれる。ありがたい。照屋さんとしてはドームの天井まで足場を渡してドームのいちばん上から吊るしたいところ。まあ、僕の鳥は適当でいいので、照屋さんとロジャーに交渉を任せて、僕はひたすら鳥達の修理。
そのうちドームの採光用の樹脂が埋め込まれているねじをはずしてそこからナイロンの糸を通し、それにつるす方法を試してみる。それを予想して日本から極太のつり用のテグスを持参してきた。・・・よかった。・・・まあ、結局これでゆくことになりそう。
まだまだ前途多難だが、後一日を残してなんとなく方向性がきまりつつある。
ああ、ここでビールをごくりと行きたいところ。
え? 照屋さんがアメリカからビールを持ってきた?
バンザーイ!
照屋勇賢、本当にいい作家です。