From ACC Weimar
a0010575_155595.jpgドイツのワイマールのACCでのTHe Socal Collectorへの出品の為にドイツに向かう。飛行機に長時間乗るのが最近とても憂鬱。精神的なものからか、貧血状態で機内で倒れてしまったことがしばしばある。 1994年に福岡のアジア美術展でアジア各地の作家に出会ってから、妙な共感を感じて、自分の知らない面白い作家のところへはなるべ積極的に行くようにしている反面、いわゆる欧米での活動の意味を見失い、2003年までどちらかというと避けてきた。
a0010575_1561393.jpgアメリカやヨーロッパで展覧会をやってきたというとなんだか偉いように誤解されるアジア独特のコンプレックスが嫌でそれを避けてきた面もある。しかしその意識そのものがアジア人の欧米コンプレックスなんですよね…。精神的には辛いが、2003年から欧米での活動も一応「かえっこに限り」解禁ということにした。 
a0010575_1584558.jpgかえっこはあくまでもフリーのシステムなので作品という権威を持ち得ないし、国際共通の子ども通貨を目指している以上はおもちゃのためにもがんばらねばというミッションを勝手に背負っているところもある。 しかし本当にだれか変わりにやってほしい。かえっこの欧米巡回1991年が最後だったと思うので14年ぶりのドイツ。フランクフルトから車で3時間。 
a0010575_1593891.jpg車の中で時差ぼけで寝ていてすっかり風邪をひいてしまう。最悪の体調。次の日1日で設営。5名の体格のいいいかにもドイツ人のスタッフが張り付いてくれて、豆腐パックや納豆パック…と14万円もかけて郵送した二丈町深江の家庭ごみをせかせかとこまかく壁に張り付けてゆく。(しかし郵送費高いよね。たぶん世界中でもっともお金のかかったゴミ類かも) 
a0010575_1592924.jpg最近スタジオで使っているビンより高くて質のいいビンも50本用意されていて、子ども達がせっせと分類し、ため続けた100種類以上の素材がゴミからコレクションに変わる瞬間。で、夕方までにとりあえず展示を終えてほしいという要望にこたえる。僕の展示会場で2007年のドクメンタのキューレイターのなんとかさん(日本人でも名前を覚えることに弱いがドイツ人の名前となると特に覚えようとしていないなー)がレクチャートークを行いたいのだとか。 
a0010575_1512051.jpgドクメンタというのは5年に一度のドイツ国内ではかなり注目されている展覧会。91年に僕がドイツを訪れたのも実はドクメンタを観るため。あの頃はサラリーマンだったので時間もお金も余裕があったなー。次期ドクメンタのキューレイターというのはドイツの中では相当なスターだとか。
a0010575_1511410.jpgその彼がレクチャーを行うということでACCのスタッフはかなり緊張気味。ところが僕は最悪の体調で設営を無理して行ったので風邪と時差と貧血で気を失ってしまう。のまずくわすでとりあえず12時間ほど寝て一応体調は回復。昨晩のおいしいビールを逃したのがザンネン。例のキュレイターと地元作家達で夜中まで盛り上がっていたそうだ。
a0010575_15113048.jpgさて次はかえっこの準備。この夏に実はミュンヘンでかえっこを開催していたらしいがどのようにやったのかとかさっぱりわからない。とにかくそこで開催された後のおもちゃも合流。かえっこの会場となる閑静なワイマールの街中のバウハウスミュージアムの向かいにある新しい商業施設の下見を行う。うん、場所が狭い。広報の内容とか状況とかでだいたいの来場者の予想をし、毎回ほとんど当てる自信があるが、ドイツ語で描かれたちらしだし、どのように配ったのかわからないので予測不能。3000枚印刷して2000枚は小学校とか保育園とかに配ったという話だが、ほんとに伝わっているかが不安。で、僕が見る限りシステムをちゃんと伝えたチラシになっていない。アートセンターのポストカード風でかっこいいが、内容がわからないというありがちな状況。もっとベタにいったほうがいいのに…と思いながらいつもどおり、口出しはしない。さてどうなるのかな?

ところで、ひたちなか市で集めてもらったプラスチックの菊の花のクロス状の作品、さっそく会場の中心に展示させてもらっています。ハランのテープも・・・。写真の中で分かりますか?
by fuji-studio | 2005-10-28 22:36 | ■海外での活動


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