動きすぎだなー
a0010575_9515712.jpgこの1年ぐらい特に動きすぎですね。今週は水曜日から、神保町の美学校、練馬区立美術館、取手アートプロジェクト、ひたちなかワークプラザと打ち合わせで周り、今から福岡に戻るもののそのまま家に戻れず、神戸の名谷駅前でのカエルキャラバン第3弾の実施。六甲山牧場のワークショップには行けず。それが終わると四国の高知の四万十川へ下見に・・・。ちょっと動きすぎですよね。なにやってんだか・・・。明日は娘の小学校の「楽しい楽しい運動会!」だというのに。・・・考えてみるとこの20年、ずっと動き続けていますよね。東京にいたころは東京都内をうろうろしつつ、地方都市へ仕事の合間で数日単位でうろうろ。鹿児島にいたころは鹿児島県内をうろうろしながら、数ヶ月に一度、1ヶ月単位で国内海外をうろうろ。それが福岡に来て数週間に一度1週間単位ででかけるようになり、最近は数日に一度1日単位で家に戻るようになった。で、今回は1日も家にもどれない。は~。

a0010575_10554957.jpgそんな移動の途中で水戸に立ち寄り、日比野さんが展覧会の準備をしているところをたずねてみる。8月から水戸芸術館で開催される「日比野ひとり万博」の準備の為に用意された元デパートの廃墟の最上階。ダンボールが敷きつめられ、水戸市民が自由にダンボール工作ができるための工房ができていて、7つのコーナーに日比野さんからの7つの指令が出ている。面白い。
子ども向けの工房というよりは大人が子どもの時に体験しえなかった(当時削除されていた?)遊び感覚を疑似体験するための場のよう。
日比野さんの独特の手わざや所作がそこの現場に生であふれているのだが、80年代前半から情報や商品として流通してしまっている日比野イメージの為に、それが本人の手作業によるオリジナルな空間であるにも関わらず妙にフィクショナルな商業空間の匂いがして不思議な空間だった。
a0010575_10583091.jpg妙に商品化された空間の中でビルの内装をはがしたコンクリート面があちこちにむき出しになっていてそのバランスが絶妙で心地いい。天井や壁がやぶれ、日比野さんの作品に登場するようなテクスチャーを持つ素材がむき出しになり、商業施設の破綻の現実を強く見せ付けているはずの廃墟空間を覆うように、僕らには懐かしい感じのする80年代の商業施設のウソっぽさがつぎはぎに重ねられ、僕にとっては逆に心地いい空間になっていたのかな・・・。
しかし、あれが廃墟を離れ、ホワイトキューブのギャラリー空間に展示されたとき、どうなるのかな・・・?とにかく楽しみ楽しみ。ねえ、Mさん。
by fuji-studio | 2005-06-03 23:53 | ・思索雑感/ImageTrash


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