北本市にクスタケシの制作工房を作る…つもりだったのだが・・・
2012年 01月 18日
これでは騒音や粉じんの出る作業は長時間できないし…それ以前に使えるトイレもないし…電気がないと工具が使えないし…一瞬福岡に戻ろうかと思ったが、先月から入っている若い作家が何もない屋外で孤軍奮闘している態度に接すると…僕も頑張らなければ…と思う。
それはまさにクラブ活動の部室づくり的な拠点づくりでありながら、北本市内に「クスタケシの工房」という、「藤島八十郎の家」のような、パブリックアートに変わる「人を連れてゆき、案内できるポイント」をつくろうとしていることなのだが、そのあたりの仕掛けが理解されるのは難しかったようだ。
とにかく、新潟での部室ビルダー「かえるぐみ」頑張ろう。
皆さんとてもいい感じにしっかりと作るプロセスを楽しんでいるあたりがまたなんともいい。
いつでもそうだが生活道具類をそろえるところから始める現場は無駄な出費と時間がかかる。
この二日間でホームセンターやスーパーに通い生活の必需品と工房の道具類がそろったので、どうにか明日からクスタケシを演じることができる。
とりあえずはこのレジデンスの納屋を工房にするとベストなのだが…ここは西尾君が展示に使うのだとか。やっぱりあの隣が民家のプレハブに移動するのは気が進まない。
移動型の工房カーにしようかな…いづれにしても今回は無理かな…
そういえばクスタケシという動物彫刻家は自分でイメージを作る人ではなかった。だれかがイメージを作ってくれないと作品はできないんだった…
とりあえず、いかにも…という感じのものをいくつか作ってみるか。
本当は大きな馬とか牛とか象とかが彫りたいんだけど…時間がなかかるな…
工房があればそこで大きな象をつくりかけているの風景もまたいい。
そうだ、雑司ヶ谷の空き地に展示できる彫刻彫ろうかな…雑司が谷のフェンスの中に入れる象の像とか…やはり小さい動物にしよう。