カンがえるの第三弾
2011年 11月 12日
今回は沿岸部から離れ、2次避難所となった温泉街で活動をしていた女将たちの話を聞きつつ温泉でアーツキャンプ形式の合宿。
そのために大河原に到着すると、以前掃除プロジェクトをしたことがある駅前の佐藤屋さんがなんと公開されている。
地元の有志でいろいろから借りてきた古美術、工芸品の展示会。
それにしても佐藤屋さんの土蔵も地震でやられていて痛々しい。
左官研究会のメンバーを呼んできてワークショップを開催してどうにか土蔵の再生できないかな・・・。
とにかく災害後、せっかく生き残ってきた多くの地域財産の古民家がどんどん取り壊されている。
それと同時にそこに収蔵されていた古文書とか工芸・美術品の類も、あるいは昔の生活用品の数々もまた廃棄処分されていっている。
それらも残したいし、それらに手を入れ、光をあてたいし…
それにしても廃棄処分されつつある、いわゆる廃材…確保して素材にしたい。
崩れかけた土蔵の中を利用して、佐藤屋さんの厚意で食品の放射性物質の汚染量を測るサービスステーションができていた。
自然農業系の有志が自分たちの野菜の安全を確かめるためにオープンしている測量サービスの場所なのだとか。
大切な活動…。
合宿の内容は…いつもに増して相当濃かったのだが…なかなかまた文章にならないなぁ…。