高槻市っていつも電車で通り過ぎるだけのところでした。
2011年 11月 04日
随分前に京都市内のホテルが満室でどうにも宿泊できず、高槻の京都ホテルに泊まったことがある。
その時も駅からホテル直行で、ホテルから駅直行。
温泉出たんですね。おめでとう。
地域としてそれほど魅力あるところだとは知らなかった。
実は高槻はあなどれない。
住環境としては文句ないし、京都や大阪へのアクセスはいいし、空港や新幹線へのアクセスも比較的近いし…
高槻のまちなかでアートプロジェクトを始めた人の関係でレクチャーすることになり、今回呼ばれて…何を話していいのやら…と探るために高槻市内を巡ることになった。
それにしても…やはり大阪だけあって通りに面した植栽…植木テクニックはすごい。
此花や西成と違い、ちゃんと敷地内に収まっているのが高槻風!
さらに…たまたま安冨歩さんから高槻に住んでいるということで連絡をいただき、安冨さんの車でいろいろ案内してもらうことになった。
安冨さんのパートナーが高槻生まれの高槻育ちということで、高槻には詳しく、高槻で暮らす住民の視点で案内してもうことができた。
その視点で見ると高槻の魅力はやはりその歴史の深さにある。
日本海から京都経由の人やモノの流れの拠点として…大阪に向けて広がる低湿地帯として…
いろいろな人が経由し、滞在し、様々な痕跡を残し、あるいは定着し…
遺伝子的にも開かれた性質なのだろうか・・・?
高槻市役所の最上階からの眺めは格別。この地域の地形的な特徴がよく見える。
しかし、最上階なのにこの鉄骨…
さらにこの上は一度も利用したことがない…(とのうわさの)ヘリポートだとか。
相当重たいものが乗っても平気なように作られている。もったいない。こんなに重量かかるんだっけ?
高槻にはお城もあったのだとか。
なかなか味のあるお城の絵を発見。
そして、駅からすぐにある京都大学の農場の築80年といわれる洋館を案内してもらう。
時代も地域も飛び越えてしまうほどの雰囲気を醸し出した建物がそこにある。
いやー、いいな。よく生き残ったものだと思う。こういう場所とちゃんと触れることができるようなプロジェクトだといいんだけど…。
こんごの高槻に注目ですね。
それはそうと…高槻で出会った納豆系のアーティスト。
気になりますね。活動の立ち位置がいいなぁ。