博多駅でのトーク「意味は連鎖の結果発生し、変化する」
2011年 05月 16日
このレジデンスそのものが「ツナガルシクミ」というタイトルのように、様々な活動の連鎖、人の連鎖がテーマだった。
「ツナガルシクミ」では鹿児島の甲南高等学校美術部・京都市立芸術大学バレー部、演劇部、日本美術(工芸)経由という共通のバックグランドを持つ3人のアーティストとその家族が青森の国際芸術センターというレジデンス施設に滞在し、それぞれが最長3カ月滞在して各自の活動を行うというもの。
それそれの活動はバラバラだが、妙にリンクしあってくるのが面白かった。
彼らの活動の連鎖の確信もあり、僕にとって、随分と前から「予期せぬ連鎖」はとても重要で、連鎖を引き起こす活動を作り出すことへの興味は深い。
今回は青森からねぶたの廃材というツールからいろいろな連鎖を引出し、そこから新しい物語の展開を見つめている。
過去においてはこいのぼりも、やせ犬も、お米のカエルも・・・いろいろな予期せぬ連鎖が面白く物語を作り出したように、この龍の物語もまた展開するのかな?
僕自身がオープンになり、誇示せず、緩やかで、フットワークを軽く・・・受け入れることで物語は展開するのだと思っている。
今後、この龍が誰と出会うかでまたその物語の展開は変化する。
で、…この活動の意味は…連鎖の延長で、「誰と関わるか」によって自然と発生し、変化してゆくものだと思っている。
それを見つめるのがまた楽しみでしかたない。
龍の旅先募集開始! 4トントラック1台で運べます・・・。
やっぱり鹿児島には旅させたいよね。
・・・・そういえば・・・一万本近いビスが残っていた! これも龍にするのかな…
そうだ! 龍の原型の馬の龍…龍馬(りょうば・りゅうば)にしようかな・・・