この一週間は、まるで内装業者。
2010年 05月 23日
・・・のはずが・・・
天井裏にしまいこんでいた建具類を引っ張り出してみると・・・
ガラスが一部割れていたり、障子や、ふすま紙も破れていたり・・・
仕方ないので、障子を張り替えたり、ふすま紙を張り替えたりの作業をしつつ、美しい状態に。
・・・そこまではいいとして・・・
部屋が普通の内装に戻ってしまうと・・・ずっと放置していた壁紙のよごれや落書き、破れ、傷が目だってしまって・・・
で、結局、大家さんからの圧力もあり、玄関周り、子ども部屋、台所の壁紙も張替え、電気照明も付け替え・・・
・・・やりだすときりがない。
元来、壁紙や石膏ボードの類の内装が嫌いで、素材そのものの内装を求めた結果借りた古い農家だったが、僕が使うためではなく、次の人のためにということで・・・大家さんからの強い要望もあり壁紙を貼る作業。
壁紙そのものの素材も粘着性の接着剤も決して好きにはなれないが、壁や天井を張ってゆく作業そのものは面白い。
・・・・・
ということで、すっかり普通の家になってしまって、今月末に引渡し。
価値観のズレは仕方ないが、自分が暮らしたくない家の方向性に内装を施してゆく作業は心苦しい。
これまでの建物への感謝の気持ちを込めて化粧する感覚・・・ということで。
・・・しかし・・・
引越し作業のあとに引渡し前のまさかの内装作業とは・・・
こんなことしても出費がかさむばかり。いい加減仕事しなければ・・・。